
スクワットの動作中に「重みでシャフトが食い込んで痛い!!」とか、「シャフトがずり落ちてくる」、「どうしても上体が前かがみになってしまう」etc・・・。これらの事柄は「シャフトの担ぎ方と担ぐ位置」が大きく左右しています。
いくら「脚の種目だから」といっても上半身が全く関係ない訳ではありません。むしろ「シャフトの担ぎ方と担ぐ位置」がスクワットのフォームのバランスを左右しているといっても過言ではありません。
シャフトの担ぎ方と担ぐ位置は「スクワットの基本で大事なことなんだ」ということを頭の片隅においてトレーニングをして下さい。
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| グリップの幅を広く握ったときの、シャフトの担ぎです。 このような場合、シャフトが身体に食い込んでも肩の筋肉(僧帽筋)があまり盛り上がらないため、首の骨にあたって「痛い!!」と感じることが多いようです。 また「担ぎ(僧帽筋と手でシャフトをは挟んでいることを指す)」に"遊び"があるため、スクワット動作を反復しているうちに、シャフトが下へずり落ちていくことも多いです。 ただし、手首・肩・肘などの各関節への負担は少ないです。 |
このようにグリップ幅を狭めに握ると、肩の筋肉(僧帽筋)が盛り上がり、食い込んでも痛みは減少します。 また僧帽筋と手でシャフトをしっかりと挟んでいますので、シャフトが下へずり落ちていくことも少なくなります。 ただし、手首・肩・肘などの各関節への負担は大きくなりますので注意してください。(ちなみに私は、この狭いグリップ幅だと肘が痛くなるときがあります。そこで肘のコンディションによっては少し広く握ったりと、調整したりします) |
シャフトを握るグリップ幅は、基本的には右側の画像のものをお奨めします。シャフトが食い込んだときの痛みの少なさと、シャフトのずり落ちが少なく安定するためです。しかし、手首・肩・肘などの各関節の柔軟性が少ない人や故障を抱えている人には、左側の画像のグリップ幅をお奨めします。
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これは高くシャフトを担いだ状態で、肩の筋肉(僧帽筋)の盛り上がりの頂点にシャフトを置いています。(標準の担ぎ位置は青の線) シャフトを高く担ぐと前傾が減り「上体が立った」スクワットのフォームになります。上体が立つということは、腰背部の筋の共同は減り、主に大腿部や臀部の筋が使われることになります。 ただし、このポジションだと「首の骨の出っ張り」にシャフトが乗ってしまって、痛いかもしれませんね。 |
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これは一番標準的なシャフトの担ぎ位置で、肩の筋肉(僧帽筋)の中央部にシャフトを置いています。 | |
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低いシャフトの担ぎ位置ですが、どのように担いでいるかというと「ラットプルダウン」で一番ひきつけた姿勢をとると、三角筋後部にちょうど一直線状の"くぼみ"が出来ます。そこにシャフトをはめ込むように乗せれば完璧に固定されて、ずり落ちてきません。 このような担ぎは前傾が増し、腰背部の筋の共同が起こります。すなわち高重量を扱ったトレーニングが出来るということです。 「パワーリフティング」で頻繁に用いられていますね。 |
シャフトを担ぐ高さですがパワーリフティング選手以外には「Low Position」はあまりお奨め出来ません。「Low Position」の担ぎは慣れるまでに時間がかかったり、上体の前傾が過剰に深くなる人も出てきたり、肩・肘・手首に過剰な負担がかかる可能性があるからです。(私はパワーリフターなので「Low Position」の担ぎ位置のスクワットでトレーニングしていますが、最初はなにかと大変でした)
通常のトレーニング目的であれば「Hi Position」、「Standard Position」が安全で効果的です。
スクワット動作のときにどうしても前傾が深くなる人は、「Hi Position」で担げば前傾が緩和されますので、私はお奨めします。
また競技スポーツ選手の場合、ジャンプ系種目への展開を考えると上体の前傾の深くなる「Low Position」は避けたほうが良いでしょう。
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