
トレーニングジムの現場で、色々な人のベンチプレスを見ていると、グリップ位置はまちまちですね。多分あんまり考えないで適当に握っているせいでしょうか。左右均等な幅で握っていなかったり、手幅が狭い場合が多いですね。しっかりとした情報・指導が伝わっていないからでしょうね。
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左の写真はバーベルシャフトについている
"マーク" を撮影したものです。このシャフトは「オリンピックバー
(2.2m-φ50mm-20kg)」と呼ばれる競技用の本格的なものです。そのほかにも廉価版のバーベルシャフトとかたくさん種類はありますが、マークの位置はバーベルの種類に関係なく、ほぼ共通の81cm間隔か90cm間隔の2種類です。(メーカーによっては、マークが全くないものもあります。また左右それぞれ3ヵ所マークがついているシャフトもありますが、ベンチプレス使用するのはその中でも
"太いやつ" と覚えといてください。それが81・90cm間隔のマークです。) 写真の太いマークは90cm間隔です。右側のうすいマークは81cm間隔のマークで、このジムのスタッフがマジックペンで手書きしたみたいです。 では、ベンチプレスでは81cm間隔のマークと90cm間隔のマークではどちらを基準として使うかというと、断然81cm間隔のマークです。(特に身長が低く、手が短い日本人は) |
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このグリップ位置は81cmのマークに薬指を合わせたもので、もっとも標準的なグリップ位置です。 | |
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| このグリップ位置を使用してのベンチプレスでのスタート位の上腕の角度は約60°前後になります。 | シャフトが胸に触れた状態の中間位では、肘の角度が約90°になっています。 このように中間位で肘が90°になるグリップ幅がもっともスタンダードなものです。 ちなみに中間位で肘の角度が90°以下の鋭角になるような狭いグリップ位置は、大胸筋よりもむしろ、腕や肩の筋肉を良く使うようになり、特殊な目的をもって行う以外はお奨めできません。 よってこのモデルの人の場合、これ以上狭く握ることはお奨めできません。 |
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このグリップ位置は81cmのマークに親指を合わせたもので「ワイドグリップ」と呼ばれる手幅です。(81cmのマークに親指を合わせるというのはワイドグリップでもかなり広めです。身長が大きくてかなり手が長い人以外は、これ以上グリップ位置を広げない方が良いでしょう) | |
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| このグリップ位置を使用してのスタート位の上腕の角度は約45°前後になります。 またスタンダードなグリップ位置に比べて、手首に過度なストレスが加わりますので、リストラップ(手首のサポーター)を使用してください。 |
シャフトが胸に触れた状態の中間位では、肘の角度が約110°になっています。 このようなグリップ位置でトレーニングを行えば、スタンダードなグリップ位置に比べて、肩・腕の稼働は抑えられ、逆に大胸筋の稼働は増大し、結果として大胸筋が優先的に鍛えられます。加えて、高重量を扱ってトレーニングできることも利点であります。 |
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「いちいちグリップの位置を気にするなんてめんどくさいし、あんまり関係ないよ」といっている皆さん、一度色々なグリップ位置を試していただければ、その刺激の違いが体感できると思います。しかも指一本分を広げたり、狭めたりしただけで体に入る刺激や挙上重量が左右されます。「そこまで微妙なものなんだ」ということも同時に感じ取れることでしょう。
私 (身長169cm) が用いている、お奨めのグリップ位置ですが「81cmのマークに中指と人差し指の間を合わせたもの」を使用しています。
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