回顧録ギリシャ

ギリシャ@〜アテネプレジデントホテルに到着

沢木耕太郎の「深夜特急」をきっかけに少しずつアジアやヨーロッパを旅するようになりました。バックパッカーみたいに思い切った旅ではないけれど、1人旅ではないけれど、スタンダード且つ質素なホテルに泊まって路線バスを駆使してとにかく自分の足で歩くのが基本の旅です。自分にあてた日記的絵はがきを元に再び歩きたいと思います。行き当たりばったりで頼りない旅ですが、お茶を飲みながら一緒にいかがですか。

ヤーサス!ある20世紀の6月13日。成田空港をKLMオランダ航空、ロシア上空からオランダで乗り換えて、ギリシャに入るというホテルと飛行機のみのパックで出発。添乗員も乗り換えの説明も何もない全く個人で動く安いツアー。コレ英語もオランダ語もギリシャ語もできないけれど大胆にも値段だけで決めたものです〜。

成田空港の受付カウンターでは申し込んだ代理店から突然電話で呼び出しを受けました。「乗り換えのオランダからの席がありません!現地に行ったらKLMの係りの指示に従ってください。」旅はまだはじまっていないというのに、いきなりの乗り換えする飛行機の席がないっていうおはなし??!KLMオランダ航空のダブルブッキングのせいらしい。

オランダの空港に到着すると、日本語が話せるオランダ人のグランドアテンダントが待っていました。説明を聞くと、乗客を全員飛行機に乗せてから空いた席に案内するとのこと。「こちらはエコノミーの席がなくても全然構いません。ビジネスでもファーストでも♪」出発までの2時間はとりあえずビジネスクラスのチケットを渡されて、ビジネスクラス専用サロンで自由にお茶でもお酒でもケーキでもチーズでもつまんで待っていてくださいというおまけ付きでした。隠しきれない微笑みを浮かべつつ、つかの間のエグゼクティブ気分を満喫させてもらいました。もしかしてラッキー?

ホテルバルコニーからの景色@

ホテルバルコニーからの景色A

アテネ考古学博物館

ヤーサス!日付変わって6月14日AM2:00。エコノミーにて(!)通算16時間の飛行機の旅を終えて、空港から送ってくれた日本人女性ガイドさんと共に、ギリシャのアテネプレジデントホテルに到着です。やっと到着したホテルではすぐにベットに倒れ込んで眠りました〜と言いたかった。

ガイドさんの教え通り(どうみてもリッチな旅行者じゃないせい?夜中のせい?)自分で荷物を運んで(チップなしで)部屋に行くようにベルボーイに伝えて、フロントでキーをもらって自分の部屋まで行きました。ところがドアノブを回しても一向に開かない!やり方は間違っていないはず・・。

スーツケースを持ってエレベーターにのって再びフロントへ降りていきます。フロントマンとおしゃべりしていたガイドさんとベルボーイと共にスーツケースを持ってエレベーターで戻って再び部屋へ。プロの技術を持っても開かないその部屋は、結局キーが壊れていることが判明し、他の部屋に案内されることになりました。

スーツケースを持って再び移動そして到着です。ところがところが一緒にいたガイドさんがおもむろに夜のカーテンをあけて、「こんな景色じゃダメです。8日も滞在するんだから!反対側の(壊れていたキー側の)部屋に通しなさいよ!」といってくれて(ウヘッ・・それは正しい・・・でもネムイ&オモイ)

またまたスーツケースを持って部屋を移動いどうイドウ!3度目。180度クリアに町を見下ろせる眺めのいい部屋でようやくガイドさんからのOKが出てチェックインすることとなりました〜。ふわぁ。ガイドさんから「今日の朝、半日観光が付いているからフロントにモーニングコールを頼んであります」といわれて、はい、おやすみなさい。

数時間後の朝。うすらなんとなく重苦しい気配を感じて目を覚ますとベットの足元にベルボーイ!?間違いなくベルボーイが困ったような弱々しい顔で立っているではありませんか!びっくりして飛び起きるとかよわい声で「グ・グ・グッドモ〜ニング・・」といって安心した表情で部屋を出ていきました。「面白いモーニングコールだなぁ〜ギリシャって」

朝食後、他に見つけた日本人に「このホテルはモーニングコールが変わっていますね」っていってみたらフロントからごく普通に電話で知らせてきた!というお話で・・そう!3番目の部屋は電話が壊れていたのでした××。聞いたら部屋からはかけられるけどこの部屋のベルがならないっていうはなしでした??完璧な部屋はなさそうなのでそのままの部屋に滞在することにしたんですが、翌日からはモーニングノックで起床していました。

そして初日にあの部屋の中に立っていたベルボーイは・・・ホントちっとも起きなくて真剣に困っていたのでした〜。